転職サイトでオファーが来やすい自己紹介文って？
みなさんは、転職について考えたことはありますでしょうか。
インターネットなどを利用していると様々な転職サイトを見かけられることもあると思いますが、基本的にこちらから企業へと応募して結果を待つというスタイルで転職先を探している方は多いのではないでしょうか。
しかし、応募して結果を待つだけではなく逆に企業からオファーを受けて転職先を決定するという手法もあるのです。
ここでは、転職サイトでオファーをされるようになるポイントについてご説明したいと思います。
オファーとは
転職サイトへ登録すると、企業から「あなたの登録情報を見てご連絡しました。」等と記載されたメールが届いたりすることあります。これは、こちらから企業へと応募しているのではなく、逆に企業の人事担当者等が転職サイトへ登録している人達の情報を確認して採用をしたいという意思表示で送付されて来るものです。
オファーを受けやすい条件
企業の人事担当者等は、転職サイトへ応募している人と直接話をする訳ではありません。では、何に基づいてオファーをしているのかというと、転職サイトへ応募している自己紹介を閲覧して、誰にオファーを送るのか検討及び決定をしているのです。
従って、会って話をできる機会を与えられていないからこそ文章によって人事担当者等へとアピールすることが極めて重要となって来ます。
オファーが来やすい自己紹介とは
前述したように、誰かれ構わずオファーが来るわけではありません。限られた採用枠の中で、優秀な人材を確保することを念頭に置いているため、より魅力的な自己紹介をしている方へと人事担当者等はオファーを送るのです。
ここでは、オファーが来やすい自己紹介についてご説明したいと思います。
1.自己紹介と自己ＰＲについて
転職サイトに記載する自己紹介ですが、「自己紹介」だけに留まらないのがポイントです。
厳密に定義づけすると、自己紹介とは所属や人柄などを人事担当者等へと簡単に伝えるためのものです。氏名や現職について（会社・部署・職種など）、趣味・特技などを完結にまとめたものが該当します。
次に自己PRですが、自身の強みや長所について伝え、企業サイドへ採用したいと認識してもらうための表現です。具体的には、資質（性格）やスキルなどをアピールし、これまでの経験を踏まえて、どんな事象においてどのようにあなたの強み・長所が発揮されたのかを具体的に伝えるものが該当します。
学生時代の新クラスなどで自己紹介を促されたときは、自分のことを相手に知ってもらうだけで問題ありませんが、会社への採用となると自分のことを相手に知ってもらうだけではなく、具体的に自分が企業に採用されたときに有用であることを明確に伝えなければなりません。
転職サイトへ自己紹介を記入するときは、自己紹介に留まらず自己ＰＲとなっているかどうかを意識して書くことがポイントです。
2.自身の特色について
転職するにあたり、現職や前職のことを相手に知ってもらえるような自己紹介としましょう。業界が全く違っても、せっかく現職や前職で培った経験や知見などを有用しないことは自分の有用性を過小評価してしまうことに繋がりかねません。
同一業界であれば、資格やスキルなどの目に見える特色を伝えても良いですし、目に見えない財産としては人材によるパイプもあります。同一業界において、横のつながりがあるのはその人の大きな財産となっていますので、そういった点も含めて企業へとアピールすることをおすすめします。
なお、全く違う業界であったとしても仕事をするうえでの共通認識点は多数あります。人との付き合い方であったり、仕事の管理手法・部下への指導方針など様々な共通事項が存在します。また、違う業界だからこその着目点の違いは相当の強みになるでしょう。年配の方であっても、着目点が違えば最終的に辿り着く答えも全く違う方針となりがちです。最初の着目点は業界によって大きく違うことは十分想定されますので、同一業界でないからこその強みを自己紹介として存分に発揮することをおすすめします。
まとめ
ここまで、転職サイトでオファーが来やすい自己紹介ついてご説明させて頂きました。
自己紹介と簡単にカテゴライズされてい方も少なくないのではないでしょうか。しかし、一番最初に人事担当者等が目にするのも自己紹介文なのです。最初に人事担当者等の目に留まらない限りオファーは絶対にきません。どれだけ自己の有用性を的確に表現しているかによってオファーの数は全く違ったものとなるでしょう。限られた枠組みの中で、最大限に自分自身の魅力をアピールすることにより、人事担当者等からのオファーを勝ち取って頂きたいと思います。これから転職サイトを利用しての転職を考えておられる方にとって、少しでもこの記事がお役に立つことができれば幸いです。