転職サイトと転職エージェントの違いとは！
みなさんは、転職について考えたことはありますでしょうか。
転職と言ってもハローワークやインターネットの転職サイトで転職先を探す手法もあれば、転職エージェントを利用して転職先を探す手法もあります。
しかし、転職サイトと転職エージェントとの違いっていまいた分かりにくかったりしますよね。
ここでは、転職を考えておられる方に転職サイトと転職エージェントの違いについてご説明したいと思います。
転職サイトとは
転職サイトとは、インターネットを含めてですが、自分自身で求人などを検索して申し込みをするタイプのものを指しまする
有名なところでは、リクルートエージェント・doda。ビズリーチなどが挙げられます。
転職エージェントとは
転職エージェントとは、人材紹介サービスであり、正式に表現すると「有料職業紹介事業」を営む事業者を指します。役所として就業支援を行うハローワークの民間版とも言えるでしょう。とはいえ、民間事業者ではありますが、厚生労働省によって許可を得た事業者だけがサービスを提供することが出来る仕組みとなっていますので信用できる事業者であると言えます。
転職を希望している人は、各企業に会員登録をすることにより求人へのアプライ代行をはじめ、選考プロセスにおける面接日時の設定、採用条件の調整などのサポートが受けることができます。このように、転職を希望する人の代理人（エージェント）となる役割を担っていることから、一般的に「転職エージェント」と呼称されています。
転職エージェントの料金体系
人材を使って転職をサポートしてもらうため、転職サイトとは違って転職エージェントではお金が発生することがあります。しかしながら、キャンディデート（求人紹介の対象となる候補者のこと）は基本的に無料でサービスの提供を受けることができます。
これには怪しい理由などなく、転職エージェントが転職希望者と企業との間でマッチングを成功させることにより、転職エージェントは採用企業側からお金を受け取る仕組みとなっているからです。
従って、成功報酬型の組織体系を確立しているからこそ転職希望者よりお金を受け取る必要がないということが最大のポイントです。
また、転職エージェントはインターネットなどで紹介されている転職サイトとは全く違ったサービスとなっています。転職サイトでは応募から書類作成、面接日時の調整などまで、すべて自分で行う必要がありますが、転職エージェントのサポートにより転職成功に導いてくれるのです。
転職エージェントのメリットとは
転職希望者にとって、転職エージェントを利用することにより、どのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、転職エージェントのメリットについてご紹介したいと思います。
1.転職活動の相棒を得られる
転職サイトを使っての転職活動は、転職について自分一人で完結させなければなりません。ですが、転職エージェントでは自分一人で完結させるのではなく、専任のコンサルタントがつくため、求人の紹介を受けるだけではなく、質問などを含めて様々な場面において相談に乗ってくれるため、非常に助かる場面が増えるでしょう。
2.第三者視点の情報が聞ける
転職サイトなどを自分で見ているだけでは、どうしても主観的な判断で物事を決めてしまいがちとなります。しかし、転職エージェントを利用していれば専任のコンサルタントにより客観的な意見を得ることもできるので、自分自身だけの偏った判断で転職先を決めることもなくなりますので、転職前と転職後のイメージの乖離を防ぐこともできます。
3.非公開求人を紹介してもらえる
転職エージェントではインターネットの転職サイトでは公開されていないような非公開求人を取り扱っているところもあります。転職サイトを見ているだけでは入手することができないような非公開求人を確認できることは非常に強みと言えるでしょう。企業が求人を非公開にする理由は様々ありますが、転職エージェントが間に入ることにより転職希望者と企業側との利害が一致することから、両者にとってメリットがあるのです。
まとめ
ここまで、転職サイトと転職エージェントの違いについてご説明させて頂きました。
転職サイトでは、自分自身で転職先を見つけることによってスピード感を持った対応が可能となるのではないでしょうか。一方、転職エージェントでは様々な助けを受けながら転職まで導いてくれるサポートの充実性があります。
気軽に転職を行いたいというのであればインターネットに掲載されている転職サイトなどで転職先を決定するのがおすすめですし、腰を据えて色々なサポートを受けながら自分のキャリア形成や転職先を決めたいという方には転職エージェントがおすすめです。
自分自身が置かれている環境を熟慮し頂き、本当に自分自身にあった転職先を見つけるにあたって少しでもこの記事がお役に立つことができれば幸いです。