就職と転職のちがいって?

就職活動や転職活動において、自分に合ってる仕事がわからないと言う事は少なからずいらっしゃいます。

今の仕事が楽しくても、成果がでなければそれは向いている仕事とは言えないのではないのか。

またはその逆で、特別好きではない仕事だが、それでもそれなりにこなせる仕事が自分に向いてると言えるのだろうか等、仕事への悩みは尽きないと思います。

そこで今回は、自分に合った求人の探し方について解説して参りたいと思います。是非参考にしてみてくださいね。

まずは自分のことを良く知ることが大切

まず第一に、自分に向いた仕事がわからないと言う方は、自分自身のやりたいことや自分の強みなど、自分のことをよくわかっていないと言うことがあります。

ですので、まず一番初めにやるべき事は、仕事を探すことからではなく自分が何をしたいのか動機を明確にすることから始めましょう。

就職活動や転職活動の際に動機が曖昧だと、自分の適職を見つけるのは困難です。

そして適職を探そうにも、人には性格や特性の違いがあるため、仕事を探す上での基準も変わってくるでしょう。

自分が何をしたいのか何が向いているのかを自己分析した上で、自分に合った仕事を探すようにしましょう。

将来のことも含めて条件を絞っていく

自分なりの動機が固まったら、次に自分の動機と合致する職種や企業を選んでいきましょう。

その際に考えるべきは、将来のなりたい自分です。

漠然とで構いません。将来の自分の人生を想像し、30歳の時の自分、40歳の時の自分等、ライフプランやキャリアプランを立てることによって求人の探し方により具体性を持たせることができます。

その他にも仕事に対する条件を書きだしてみるのも良いでしょう。

自分が仕事をする上で何が大切なのか。ワークライフバランスや生活の質なのか。福利厚生や組合の事などで判断するのも大切な要素でしょう。

一方で、やりたくない仕事や嫌な条件を書きだしてみるのも有効です。

どの企業が良いか選ぶ時にどれも一長一短あり、最終的にはやりたくない仕事や嫌な条件のある企業を消去法で落としていくことになるので、前もってそれらを決めておくことで後々の「思ってたのと違かった」というストレスを減らすことができます。

自分に合ってない仕事をすることによって忍耐力や短所を伸ばすことはできますが、それよりも自分に合った仕事を見つけて生産性を上げて自信とやる気を持って働く方が結果その人の人生の充実度につながります。

そして、他にも知ってもらいたいこととして、適職とは自分に向いている仕事(=得意)のことを指します。

ですが、「やりたい仕事(=興味)」と「向いている仕事(=得意)」は別物であるということです。

最も理想的なのは、「やりたい仕事(=興味)」と「向いている仕事(=得意)」両方を兼ね備えている仕事を選んで、実際にその仕事につける事が最良と言えますが、そうではない場合、どちらか片方を満たすことが就職活動、転職活動においては重要な要素となってきます。

ただ注意しなければならないのは、自分が出来る仕事=簡単な仕事=楽な仕事ではありません。

あくまでも自分が、将来に向けてどんなキャリアを積み上げておきたいのかを踏まえた上で仕事を探すようにしましょう。

自分にあった求人の探し方

いざ仕事を探すとなった場合、基本的に就活サイトや転職サイト、または企業と人を結ぶエージェント等を活用して仕事を探すことになります。

それ以外にも、ハローワークを利用したり、無料の求人雑誌や新聞の求人欄などを利用する選択もあります。

人によっては、知人などのコネを使って職に就いた方もいます。

実際に私の理系の友人は、大学時代にたまたま1人で実験室で研究を行っていた際に、企業の役員の人が教授を訪ねてきて、その応対時に意気投合したことがきっかけで外資系企業に入社できたということがありました。

ただ、残念ながらこういったことはタイミングや運なども関わってくるため、狙って行うのは難しいでしょう。

基本的には、就活や転職情報サイトなどの口コミサイトをチェックしたり、会社のパンフレットなどを押さえて特徴を調べておくようにしましょう。

企業の知名度だけで仕事を探しては、間違った選択をしがちです。先入観を捨てて仕事を探すことを念頭に入れておきましょう。

まとめ

2020年に発生した新型コロナウィルスの影響で、多くの企業は売り上げが減少し様々な業界において状況が一変しました。

電通の社員230人を個人事業主化する制度が話題になりましたが、いわばこれは大企業ですらも社員を守る体力がなくなったことを示しています。

今後、他の企業でも正社員を雇う体力が無い企業がさらに増え、非正規の労働者が増えていくことになるでしょう。それに伴い、今まで副業が禁止されていた職業も、積極的に副業を推奨される世の中にシフトしていくことになります。

これはつまり、一人ひとりが会社に頼らず自分の生き方を独自に作り上げていかなければならない時代に突入したということでもあります。

非常に悪いことに思えるかもしれませんが、見ようによっては、お金の為にやりたくも無い仕事にしがみつくメリットは無くなっていくということでもあります。

せっかくの人生なのですから、本当にやりたいことをやりましょう。やりたいことをどんどん見つけられる人が活躍していく世の中になっていきます。

是非自分の人生と向き合い、やるべきことを見つけられることを願っております。

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