面接の際に言ってはいけないタブーとは?

みなさんは、転職活動をしている時に面接を受けられたことはありますでしょうか。
書類選考後において本採用前に面接を受けることはごくありふれた状況であると思います。
ここでは、面接の際に言ってはいけないタブーついて分かりやすくご説明したいと思います。

面接で確認されることとは

会社における面接の目的とは、会社へ利益をもたらす自社にマッチした優秀な人材を確保することです。
例を挙げると、自主性を重んじるフラットな環境で育ってきた人材をトップダウンがしっかりとした企業が受け入れてもうまくいかない可能性が高いといえます。また、反対に、トップダウンが激しい組織で仕事をすることが当たり前という認識で仕事をしてきた人材がフラットな組織に入ってもうまくいかないことがあり得ます。
このように、人事担当者等は会社の風土にマッチした人材かどうかや、人柄を面接で確認する必要があるのです。また、配属先の社員とうまく仕事ができるのか、求めているスキル水準を満たしているか、企業の考え方に共感しているかなど様々な事項を入社前に人事担当者等が確認する場が面接であると言えます。

面接の際に言ってはいけないタブーについて

先述したように、面接時において人事担当者等はあなたの藍厳正について確認しようとします。確認するにあたって様々な質問を投げかけられますが、回答として言ってはいけないタブーが存在します。
ここでは、そんなタブーについてご説明したいと思います。

1.御社の将来性に惹かれたから
採用を希望している会社の将来性とは、その会社を賞賛しているような表現となっていると思っている人が多いです。しかし、「会社の業績が良い」や「安定している」という表現は、別の側面から見ると、安定性のある会社に自身も身を寄せることにより守ってもらえるとも見られかねません。
会社は、会社に対して有益性をもたらす人材を求めているのであって、会社に依存してことなから主義のまま流されていくような人材は求めていません。
これは、安定性のある会社だけでなく国家公務員など役所に採用を希望している方の面接時にも共通事項となっています。
このように、会社を称賛していると思われがちな表現ですが、人事担当者等は別の側面であなたを判断しかねませんので注意してください。

2.御社の商品が好きだから
自社の商品やサービスに好感を抱いてくれていることは、会社にとっては消費者より評価を得ているということですので、非常にありがたい評価ではあります。商品が好きであることは、その会社をリスペクトしているとも受け取られますので、志望動機としては問題ないと言えるでしょう。
しかし、志望動機が商品が好きだからだけでに留まってしまうことが問題なのです。
それは、会社に採用されるということはあなた自身が消費者の立場から商品やサービスを発出する側の立場になるからです。そのため、面接時の志望動機を発言するうえでは、発出サイドとの立場から、入社後消費者に対して好きな商品をどのように提供したいか及び仕事をしたいかを自分の言葉で人事担当者へと伝えるようにしてください。

3.様々な経験を積んできたので御社で力を発揮したい
これの回答は、一見全く問題ないように思えます。転職者であればなおのこと、これまで自身が経験してきたことを転職先の会社で遺憾なく発揮したいと伝えることは自己紹介のなかでも有利に働く発言であると言えるでしょう。
しかし、人事担当者等は「様々な経験」という言葉から、実際に何を経験してきたのかを理解することができません。抽象的すぎるからこそ、採用されるために用意した模範解答ではないのかと考えてしまいます。また、論理的ではない表現であり自身の成果を適切に表現力することができないなど、マイナス面に傾いた評価ともなってしまいます。
繰り返し申し伝えますが、様々な経験を積んでいるのは間違いなく自身にとってプラスです。それをより具体的に面接時では人事担当者等へと伝えるように心がけてください。

4.御社に採用して頂けるのであれば何でもやる
この回答も、一見全く問題ないように思えます。会社に雇用されるのですから、業務命令として与えられたことは何でもやるということは会社にとっても問題ない人材であると考えてしまうのではないでしょうか。
しかし、お金をもらって仕事をするのですから業務命令に従って何でもやるということは言葉にせずとも当然のことであると人事担当者等は考えています。逆に、受け身の姿勢で会社に入社されても使い物にならない人材となってしまうとマイナス方向に捉えられかねません。
何でもやるという主体性のない回答をするのではなく、具体的にどのような仕事をしたいのかを表現するようにしてください。

まとめ

ここまで、面接の際に言ってはいけないタブーについてご説明させて頂きました。
これから転職を検討される方にとって、少しでもこの記事がお役に立つことができれば幸いです。

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